作品はまだ第二章に差し掛かったばかりーーですが、第一話に綴られたジェンヌの物語にいたく心を揺さぶられ、レビュー投稿欄を開いた次第です。
“ひと”は過去を捨てようにも捨てられぬ悲しい生き物なのでしょうか。
華やかなりし日々の夢の欠片を拾い集めるかの如く、場末の舞台に集うオールドジェンヌ達ーーその寂しくも美しい演技が、実に人間臭く行間から伝わって参りました。
七斗さんには稀な一人称も、また新鮮です(^-^)

それにしてもーー七斗さんは更新スピードがえらく早いですね！
見習います(笑)

“ひと”は様々な欲望を胸に抱きながら“生”を全うする生き物なのでしょう。
ならば、その欲望こそが“生”を司る源であり、支えとなる礎に成りうる。
七斗さんが描くヒューマンからひしひしと伝わる醜い欲望ーーその“ひとの醜さ”は“ひとの潔さ”と表裏一体であり、四人の登場人物が其々に、醜く潔く“生”を乞う様が、私には実に美しく映りました。
そして、遅くなりましたが、レビューありがとうございました。
タルドスは次に取り掛かり始めました。
執筆お疲れ様でした！

古典芸能を現代の夜の世界に置き換えて、ひとの懐が抱く喜怒哀楽を様々な角度から描く視点に感服いたしました。
短編集でありながら、各物語の配置を計算し一本の物語として構成されており、2時間ほどで一気に拝読しました。
完結お疲れ様でした。
次回作を楽しみにしております。

完結お疲れ様でした。
遅ればせながらレビューさせて下さい。
連載開始から拝読してましたが、今回のMiriシリーズは人間臭いMiriが愛嬌たっぷりで、“もしや実在の七斗さんはこんなお人なのかな？”と錯覚を覚えてしまいました(笑)
“ひとはひとりでは生きられない”ーーそのメッセージが心に響き、主人公の気付きと共に、深く胸に染み入りました。
次回作を首を長くして待っております(*^^*)