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10章:〜目に見えないもの〜 (1/18)

10章:〜目に見えないもの〜

この時、私たちはなぜそこまでお金を稼ぐことに執着していたのだろう。
そこまで稼がなきゃいけない理由なんてなかった。
きっと、1度生活水準が上がるとそこから落とすのが怖かったから。
むしろ落とせなかったのだろう。
1度贅沢をしてしまうと人間は欲望が止まらなくなり、なんでも欲しくなる。
手に入れないと気が済まなくなってしまう。
お金で買えるものなんてたかが知れているのに。
あの頃本当に欲しかった物は、お金じゃ買えないものだった。
本当に大事な物は案外目には見えないものだったりする。
目に見えないから、人は人を傷つけ、それでも手に入れようとするんだと思う。
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Alive ©著者:Yuria★

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