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4章:†秘密† (1/46)

4章:†秘密†

3時間も有れば、着いてしまうような場所でした。

厚みの有る深い山でもなくて、関東と甲信越を隔てる壁のような山。

何度も通ってたのですが、旧道は初めてでした。

重度の高所恐怖症の私。

しかし、零士も零士!

まったく!

元々、プロテスタントの零士は、なんと、隣でイエス様に。

後々聞いても、真剣だったそうです。

アホめ!

つか、零士はやっぱり未だに、観覧車には乗れないそうで、現在、歌舞伎町で夜を営んでますが、お客様のお誘いも、しっかりお断りしてるようです。

観覧車はロマンチックで、女性は喜ぶ。

そうなのですが、いや、私も一応♀ですが、零士同様、しっかりとお断りしたいと思います。

何故って?

ずっとお付き合い下さってた皆様にはもう、お馴染みのネタなのですが、このアホは、20米の墜落を経験してまして。

何の用心深さも持ち合わせてなかった、このアホ!

教習所に通い出しで1時間目の教習を受けた翌朝

〔発進の練習がしたい〕

と言い、調子に乗って、その後私のお隠れホームとなった、実家の在る北城台の裏山に乗り出しまして。

山を下って向こう側に行ったら、迷子になる。

そんなアホな理由で、した事もない方向転換を。

そう、した事もないバックをしたんです。

前日の雨で路肩は崩れ易くなってまして、そのまま山肌を20米程落下。

それ以降、高所恐怖症に。

アホの極みでございました。


では、本文に、お付き合い下さいませ(^o^;)
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‡ふぁみりぃず‡ ©著者:Jude(ユダ)

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