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10章:10殺「大事な友人たちのために」
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10章:10殺「大事な友人たちのために」
未叉樹は、アジトに帰り彰仁たちに結城の件を伝えた。
やはり、彰仁は自分の旧友を亡くした悲しみを隠しきれることはなかった。
「……結城。諒と疾風と俺たちの為に陰ながらお前は魔物と戦ってきたんだな。結城……。お前にとって未叉樹を守り犠牲になったことは悲しいが落ち着いたら墓を作り毎年墓参りに行くよ」
と静かに未叉樹や他のメンバーに話した。今は、渚憂は弾き語りをやってる最中で、彰仁は疾風にこう聞く。
「……疾風、春人が次元の歪みの監視者だろ?」
「あぁ。そうだよ。」
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