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6章:守神 (1/40)

6章:守神

湊の通うこども園は自宅マンションから車で10分ほどのお寺の敷地内にある。
まだ小さい赤ちゃんから小学生まで様々な年齢の子供たちが皆あつまり遊びや学びをしてお迎えを待つ。





共働きの両親が多く、近くにそういった施設も無い田舎町の為に皆かなり助かっているのだ。





夕方になり、サキは湊を迎えに行くと... 相変わらず泥まみれになった姿に笑っていた。






住職「 裏山でタケノコ掘りしてきたんじゃよ。 湊くん足滑らせてなぁ。 」





サキ「 あら。 怪我は大丈夫でした? 」






住職「 それは大丈夫だったのだが、不思議な事を言うのだよ。 」






サキ「 不思議な事? 」






住職「 知らないお兄さんが助けてくれたって。 」






サキ「 誰ですかそれ。 」






住職「 それが分からん。大人は私と保育士のおばさんの2人だけだ。 お兄さんなど周りに居なかった。 湊くんは嘘など言う子では無いからの。 きっと、他の子には無い力があるのかもね。







サキ「 なんですかその力って... 」






住職「 見えない者を見る力だよ。 」
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追憶の時 ©著者:REN

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