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6章:三人の美人教師
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6章:三人の美人教師
寒さがようやく一段落した三月のある日、三人の女教師が集う早応大学付属慶田高校では、四月より赴任する新人教師のためのオリエンテーションが行われた。
この日から彼女達は初出勤となり、初顔合わせとなる。
卒業生を送り出してひと月が過ぎ、校内は部活動に勤しむ在校生の元気な掛け声が響き渡っていた。
そして、玄関前で新人教師達の到着を待ち構えている教員が、案内役を任された駅伝部監督と体育教師を兼任する島津 斉彬である。
この役回りは上から指示された訳ではなく、恋人由羅に学校案内をしてあげたいと、自ら買って出たことから抜擢された大役である。
恋人の到着を今か今かと首を長くして待つ島津の元に、爆音を轟かせた一台のフェラーリが正門に入って来た。
ブボボボボ…
島津「由羅!! こっちだ!」
島津が玄関を飛び出し、手を挙げて合図すると、それに気付いた由羅が車を停車させて、パワーウインドウを開けた。
由羅「斉彬さん、今日はよろしくお願いします!」
ダークブラウンに染めたロングヘアーに、ウエーブを掛けてお洒落にイメチェンさせた由羅が、島津に挨拶を交わした。
島津「由羅!
向こうの職員専用の駐車場に停めてくれ!」
由羅「はい、わかりました。」
指定された駐車場まで付き添い、車を降り立った由羅の姿を目にした島津が、反射的に顔をほころばせた。
白生地一面に薔薇柄がデザインされた、膝下まで隠すタイトなロングドレスで身を包み、ブランドのバッグを肩に掲げてコツコツと歩く由羅の姿は、ピチピチに張ったドレスでその淡麗なスタイルと巨乳を浮き出させ、周りにいた在校生の目までも釘付けにした。
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三人の女豹女教師 ©著者:小島 優子
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