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2章:魔王ゲス太郎の初陣 (2/46)


アソー・タロー「…って感じだ。」
 
 
 
俺はアソー・タローの話しを聞いた。
 
 
要約すると…
 
 
北の国テポドゥンは完全な独裁者により、恐怖政治で国民を縛りつけ強制労働をさせ、怪しい者は全て粛清している国。
 
 
 
独裁者の名はカネスキー。
 
 
 
アソー・タロー「こいつはクズだ。
 
 
人を人と思ってない。
 
 
奴にとっての国民は奴隷以下の存在なのさ。
 
 
クーデターを起こそうとした奴もいたが、全て失敗に終わった。
 
 
何故かって?
 
 
他の奴等が政府にたれこむんだ。
 
 
黙っていても同罪だからな。
 
 
国民が国民を監視してるんだ。
 
 
罪に問われれば一族諸共消されちまうんだから…」
 
 
 
魔王ゲス太郎「でもなんでそんな奴が独裁者でいられるんだ?
 
 
軍だってあるんだろ?」
 

 
アダマス「それもそうですね。
 
 
確か北の国の軍はおよそ20万…
 
 
それに何故他の国から干渉されないのですか?
 
 
そして今まで何故勇者がそれを見過ごしていたのかが謎です。」 
  
 
魔王ゲス太郎「それもそうだな。
 
 
だいたいなんで勇者にそこまで他の国が友好的なのかがわからん。
 
 
魔王とも互角に渡り合える国力がないわけじゃないだろ?」 
 
 
アソー・タロー「ふむ。
 
 
そうだな…
 
 
じゃあまずは北の国の話からしよう。
 
 
北の国は他国から比べ小国でありながら何故干渉されないのか…
 
 
それは兵器を持つからだ。」
 
 
 
魔王ゲス太郎「兵器?
 
 
ずいぶん近代的だな。
 
 
この世界に機械なんてあるんだな。」
 
 
 
アソー・タロー「機械?
 
 
よく言ってる意味がわからんが、北の国の地下には古代人が残したとされる遺跡があるんだ。
 
 
そこに眠っていた物があまりに強力でな…
 
 
 
こんな形をした物なんだが…」
 
 
 
アソー・タローは紙にマシンガンやら銃らしき絵を描き、銃を構える仕草を俺とアダマスに見せる。
 
 
 
アソー・タロー「これをこんな風に構えて使うんだけど、これが凄い威力でな…」
 
 
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ゲス神伝説 ©著者:エコー

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