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2章:同盟
聖子が優梨と仲良くなったきっかけ... それは互いに共感できるからなのだ。
父親の暴力を受けながら生きてきた子供時代、 そして母の借金を返す為必死に働いた。
返済する為に就職した会社で出逢ったのが優梨だった。
人生に冷めた様子の彼女に興味が湧き、しだいに話すようになり彼女の苦労話しを耳にした。
不幸な事故で家族を失い、たった一人で生きる為だけに働く優梨、親の借金でくるしんでいると相談した聖子に彼女はとんでもない事を口にした。
優梨「 殺せば? 」
その一言が衝撃を受けた。 父親からの暴力、母のギャンブルでした借金、 幸せな生活なんて無縁の聖子がずっと心の奥に抱いていた感情...
それをさらりと口にした優梨に、自分と同じだと感じた。
聖子は、何とか借金を返済したが馬鹿は馬鹿のままなおらない。 いくら聖子が必死に働き返済しても同じ事を繰り返す親に愛想を尽かし捨てたのだ。
聖子「 ねぇ、優梨... 」
優梨「 ん? 」
聖子「 あの日、 初めて二人で飲みに行った時... 私が借金の話したの覚えてる?」
優梨「 うん。」
聖子「 私さ、 あのままじゃ本当に殺人者になってたと思う。 」
優梨「 そうかな。 」
聖子「 うん。 あの一言が、 私を救ったんだよね。 ずっと心に思っていた事をさ、 サラッと口に出すんだもん。 」
優梨「 あんな事言った私についてくる聖子も、かなりの変わり者だよ。 」
聖子「 かもね... 」
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