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20章:‡独白、そして転身‡ (1/25)

20章:‡独白、そして転身‡

本当に足りなかった奴だと切に、切によ〜く理解出来ました!

確かに、虐待を受けた、悲しい過去を持っていましたが、ホンッと飛んでもない!

母親からは虐待を受け、その反面、お婆さんに甘やかされ、何の躾も教育もされず、ただ、そのまんま。

子は親の鏡、なんて言われますが、鏡は実際とは反対に映ります。

左は右、右は左。

右手を挙げて鏡に映せば、鏡の中の自分は、左手を挙げてます。

が、コヤツの場合はそのまんま。

生活面もそうだし、余所様に対してもそうだし。

ジャガ芋になって、4歳も年下の幹耶に、散々説教されてました。



成長の兆しの見えないソヤツを余所に、磨夜は何かを吹っ切ったようです。

元々、芯は強い子でした。

痩せっぽっちで、おとなしくて、最初はどうしていいのか判りませんでした。

でも、一緒に何日かを過ごす内に、彼の心の鎧が、少しずつ外されて行きました。

元々は頭のいい子だったのですが、表現の仕方を迷っていたようです。

独白の部分、小さなカタカナで、お読み戴き難いと思います。

が、その時の磨夜を表現するには、どうしても、この手法しか思い付きませんでした。

ご理解下さい。




お付き合い下さいm(_ _)m
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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