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20章:‡独白、そして転身‡ (2/25)

翌日、モンちゃんの所へ、幹耶と一緒に磨夜を連れて行った。

『うん、おたふく風邪はね、もう治ったよ。

大丈夫!

でもね、君の体はまだ、仕事に就ける状態じゃないなぁ?

ちょっと、身長と体重を計ろう』

と、聴診器を耳から外したモンちゃんが言った。

『じゃ、ちょっとこちらへ来て下さいね。

靴と靴下を脱いで此処に載って』

と看護師さんに言われ、磨夜はその通りにした。

『背筋を伸ばして、顎を少し引いて………

175.5㎝。

はい、下りていいですよ。

今度は、体重ね。

Tシャツの下は何か着てる?』

磨夜が首を振る。

『じゃ、カーテン閉めるから、Gパン脱いで、この篭に入れて』

と言って、看護師さんがカーテンを引いた。

暫く待つと

『脱げましたか〜?』

と言って、看護師さんがカーテンの中に入った。

〔はい、じゃ、静かに此処に載って下さいね〕

………

〔う〜ん……

45.9……46㎏かなぁ?〕

幹耶と私は顔を見合わせた。

それでも、家に来たばかりの時よりは、随分丸くなって来たように思ってた。

〔お支度して、終わったら先生からお話が有りますから〕

看護師さんが、カーテンから出て来た。

磨夜は、サッサと支度を済ませると、カーテンから出て来た。

『じゃ、椅子に掛けて』

と看護師さんが磨夜に言った。

『う〜〜ん……

田島さん、ちょっと血圧計ってみて』

とモンちゃんが看護師さんに言った。

看護師さんが、血圧計を転がして来た。

『体の力を抜いて、此処に腕を載せて……』

と言って、シュポシュポシュポ………シュ〜〜……

『………はい、お終い!』

ピンク色の聴診器を、耳から外した看護師さんが言った。

『87の43です』

『う〜〜ん……』

モンちゃんがまた、唸る。

『あと最低10㎏は欲しいなぁ。

それでも、足りないんだけど、そうそう急に太るのも無理だからさ。

モンちゃんと、半分こ出来たらいいんだけど……』

と言いながら、カルテに書き込む。

『ご飯は食べられてるよね?』

『食べてます』

と幹耶が言った。

『もう少し体力が付く迄は、仕事に出るのは難しいかもなぁ?

とにかく、体重を増やそう。

勿論、体質も有るんだけど、これじゃ、ちょっと少な過ぎる。

血圧も低いし。

目眩とかしない?』

『………』
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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