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19章:†幹耶の生活指導† (23/23)

『あの人、大丈夫?』

と琉斗が言った。

『んなワケないでしょ!』

と琉斗に噛み付いた。

『Are you mad at me?』

ん?

『あ、いえ、そーじゃなくて……』

どうも、八つ当たり癖が直ってない。

『良かった……

僕が気に障る事をしたのかと思った』

いえ、いえ、君に対して怒るような事等……

琉斗は、磨夜の所へ行った。

戸は鍵を掛けてる。

その戸の前で

『Thank you!Mayo♪』

と言って、リビングに行った。
私は、浴室に。

バスタブでモップを洗っただなんて!

すると、幹耶が航太にタブを洗わせてる。

幹耶に任せよう。

きっと、あのオババもそうだったのだ。

冗談じゃない!?

でも、航太の環境では、本当の意味で、冗談ではなかったのだ。

返す返すも、あのオババ!

幹耶は、事細かに教えながら、タブを洗わせてるようだ。

〔そうだ!それで先ず、縁の壁を擦るんだ〕

…………

〔じゃ、泡をシャワーで流そう!〕

幹耶の仕事は、生活面全ての指導。

つまり、掃除の仕方も教える。

まぁ、幹耶の場合、掃除は得意だからいいけど、本当に大変な事だ。

でも、幹耶から職場や仕事の愚痴を聞いた事がなかった。

元々、子供が大好きってタイプでもない。

それを言うなら、ジンと蓮だ。

この2人は、とにかく子供が好き。

子供と言うより、赤ちゃんから大好き。

ジンは、社員と自分の為に、よく田野倉を訪れる。

砦のお弁当を購入する為。

すると、あの、私の天下の悪友、唯が、居るそうな。

唯が居れば、双子も居る。

もう、ジンはすっかり《ジンオジチャン》になっていた。

ジンはジンで、何時も、サンリオショップでお土産を買って行くらしい。

〔やっぱり、女の子って可愛いわ♪

あ、勿論、男の子も可愛いけど……子供っていいわよね?

産めるモノなら、アタシも産みたいワ♪〕

って、どう考えても、無理でしょー………

あ、小舟、漂流中……

日本は何処だっけ?

浦島太郎になる。

亀の力を借りよう。

亀が言った。

〔もう直ぐ、お昼ですよ〜〕

そうだっけ……

マスターキーで、磨夜を覗く。
ニヤニヤしながら、こちらを向く。

枕に広げてるのは、やっぱり

《ナマケモノが見てた》

『磨夜、嵌ってるね?』

と言ったら、ニンマリ。
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†ふぁみりぃ† ©著者:Jude(ユダ)

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