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3章:本当に? (1/4)

3章:本当に?

これも5月の話です。

イチゴがツーマンしてまして…。

あ、ツーマンって言うのは助手を乗せて走る事です。

そのツーマンの相手が彼女を連れて来たそうです。

その彼女がちょっと変わってる人で…。

精神的に問題のある人らしいです。

三人でトレーラーに乗り込み、眠気覚ましに怪談話をしていました。

いちいちキャーキャー騒いで男の気を引く彼女。

たまにツーマンするイチゴに焼きもちを妬いているらしく、これ見よがしに見せ付けたかったらしいです。

イチゴにしたら迷惑でしか無い焼きもち、

彼はイチゴのタイプじゃ無いし、自分の子供と言ってもいいような年の娘と付き合ってバカップルぶりを発揮するロリコン叔父さんなんて…

気持ち悪い。

そうしていつしか、トレーラーは峠に差し掛かりました。

まだまだ続く怪談話。

と、いきなり

「嫌…熱い、熱いーっ。」

彼女がおかしくなりました。

元々おかしいんだけどね?笑笑

一瞬焦るイチゴと彼氏。

彼女がおかしくなった場所は、昔、トラックが転倒して炎上した場所でした。

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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ

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