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3章:本当に?
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その時のドライバーさんは焼死したそうです。
彼氏は彼女を心配し
「○○ちゃん大丈夫?○○ちゃんしっかりして。」
と、彼女を抱き締め、背中を優しく擦り始めました。
彼女は
「うん、うん。でも熱い。」
等と返事をしていましたが…
イチゴは運転しながらそれを見て
イ「本当に憑いてたら、そんなんじゃ離れないよ!思いっきり背中を叩きな!!」
と、一喝。
それを聞いた彼氏は彼女の背中をバシバシ叩きます。
「痛い、痛い!」
痛がる彼女。
それでも少しの間、彼は叩き続けました。
暫くして、彼女は落ち着いた様子を見せたので、彼氏は彼女を抱き締めて慰めたそうです。
私「ふうん。で、本当に憑いてたの?」
イ「まさか!彼氏の気を引きたかっただけでしょ?」
私「あはははっ!笑笑。やっぱり?なのにアンタ、叩かせたの?」
イ「だって、ウザかったんだもん。」
イチゴ、この彼女の焼きもちに前から迷惑してました。
イ「でもね、初めは本当に憑いたかも?って思ったんだよ。」
私「何で?」
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無意味な力(リアルタイム) ©著者:杜若 キウイ
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