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2章:〜誓い〜 (1/6)

2章:〜誓い〜

泣いて、
泣いて、

葵に慰めされた。


目を真っ赤にした私を見て
酔っぱらって、帰ってきたおばちゃんも

「大丈夫かぁ??」

って、手土産をくれた。


親に電話して。


また葵の部屋に戻ったら

涙が出てきた。


りこ「ごめん。葵。」


葵「いいよ。」


涙を必死にこらえ。


朝を迎えた。


今日は日曜日。。


行きたくなかった。。
でも、行かないって言ったら葵1人になってしまう。

行くしかない。。


朝になり葵は、
ようやく眠りに着いた。


葵の寝顔を見ながら、、

葵に、
もし行かないって言ったらどんな顔をするだろう。

きっと、怒って、ま-ちゃんに電話するのかな??
これ以上敵は増やしたくない。

いや、葵は私を助けてくれた。
1人で行かす訳には行かない。
葵だって不安だよね??

私は、鬼になる。
こうちゃんは、もぅいらない。
忘れる。

お金稼いで、綺麗になってお洋服も、たくさん買って

絶対、ま-ちゃんと、こうちゃんを見返してやるんだ。

お金のために生きてやる。

お金のために生きるんだ。



そう決めたのは
若干15歳の時だった・・・。

若干15歳の私が決めた決心は、すれてない分、洗脳されやすかったから、
固い誓いになるなんてことを知らないまま・・


弱くて、うぶで、
世間知らずだった。

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プリンセス ©著者:桜井りこ

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