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5章:初回 (1/10)

5章:初回

初回って何回か聞いたことあるけど全く無知だった。



ホストの世界なんてテレビの世界でしか見たこと無い。



私はみなみに連れられ道を歩いた。



ある交差点そこはホストばっかり立ってるキャッチスポットだった。




見るからにチャラそうな頭もりもりのお兄ちゃんばっかり。



スーツをびしっと着ていてとんがった靴。



THE⭐ホスト



的な(笑)




みなみ『なんだったらイケメンにキャッチされたいよね〜♪』



みなみは高いヒールをこつこつならせて歩いた。


ホストからみてもうちらはちゃらついてる軽い女に見えたと思う。



?『ねぇ可愛いお姉さん達!初回で飲みいきませんか?』






キターーー(°▽°)ーーーーー





みなみ『私達ホストとか行ったこと無いの!』


みなみは早速話始めていた。



私はついていけず隣でポカンとしていた。




明らかにホスト。


しかもみなみのドストライクの美形男子




水嶋ヒロ似のノッポさん





?『え〜〜絶対嘘だあ!お姉さん達始めてじゃないしょ〜〜』



お兄さんはちゃらーい話し方で話を続けた。



?『お姉さん達可愛いから1時間500円でいいよ!』





500円????!?




初回ってそんなに安いの?



普通に飲みに行くより安いじゃん!




?『俺絶対お姉さん達楽しませる自信あるんだけどなー…』



イケメンノッポさんは手慣れた感じで言ってきた




みなみ『えー本当に本当に500円なの?』



みなみも値段に驚きを隠せなかったみたいだった。



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私の物にならないのに ©著者:はる

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