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6章:トラップ・ブービー・トラップ (1/10)

6章:トラップ・ブービー・トラップ

こうして僕はビロットと秘密の関係を持つ事に成功しました

ビロットが、相沢ご執心の僕に『手を出してしまった』という引け目は、彼の監視役という役割を、ほぼ無力化するほどの物であるはずです

取り合えず、相沢に関する情報を収集し、いつか脱出、反撃するための準備を整えなくてはいけません

それと同時にビロットに対するコントロールも強める必要があります

僕はまるで恋人にする様にビロットに甘えました

「ねえ、ビロット。一緒にお風呂に入って洗ってよ」

「身体拭いてくれない?」

相沢には嫌々抱かれているのに、ビロットとは違う、というポーズも必要です

「僕はやっぱり身体の大きな、筋肉質な人が好みだなぁ、太っているおじさんはどうもね…誰の事かわかると思うけど…」

雇用主である相沢に決して知られてはいけない秘密を持っている、という事の強調と、不安を煽るのも忘れません

「ねえ、ビロット、僕たちの関係が相沢さんに知られたら二人とも殺されるかもね…」

不安を定期的に煽るのは洗脳のテクニックの基本だそうです


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少年地獄 ©著者:黒蝶少年

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