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3章:悪魔の囁(ささや)き
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3章:悪魔の囁(ささや)き
「こ…こ…殺せ…殺してよ…」
薬物を投与され、妖しい昂りに染まった身体を晒された屈辱に、なおも「殺せ」を繰り返しながら僕は足掻きますが、相沢はそれを鼻で笑います
「まだそんな事言ってる。君は本当にわかってないねぇ…おい!ビロット!頃合いだ。押さえとけ」
相沢の命令にスキンヘッドの巨漢は相変わらずの無表情で僕のベッドの頭の方角に回ると、僕の両腕を凄い力で押さえ付けるのでした
「ああっ…く…は…放せ…」
相沢は上半身を釘付けにされた僕が、不自由な下肢をくねらせるしかなくなったのを満足げに見つめながら服を脱ぎ、全裸になります
そして僕の上に小肥りの身体を乗せながら、自分の足で僕の両脚を蹴り拡げる様にして、巧みに僕に密着しました
「ああっ…や…やめ…」
「くくく…肌が密着しただけで欲情するだろう?只でさえ君の身体には昨夜使われた薬物の効力が沈殿してるんだ。あっと言う間に全身性感体だよ…」
「く…くうっ…あ…いやぁ…」
「ははは、生意気に悔し涙なんか流して、君はどんなつもりでここに来たんだ?あんな鉛筆削りみたいなチンケな刃物で本当に私をどうにかするつもりだったのかね?可愛いねぇ」
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