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6章:金曜日 (1/6)

6章:金曜日

今日も彼の家へ。

今日は玄関の靴が少ない。

片付けたのかな?

いつも履いてる靴が今日はやたら乱雑に脱ぎ捨てられている。

リビングには口が空いたままのいろはす、ソファーには鞄が放り投げられている。

そこから寝室に向かって脱ぎ捨てられた服と靴下が点々と。

ひとつずつ拾い上げながら寝室をのぞくと、パンツ一枚で寝ている彼がいた。

そっと顔を寄せると、お酒の臭いに混じってほのかに化粧品売り場のような臭いがした。

いろんなものが込み上げてくるのをグッとこらえて、その場を離れようとすると腕を捕まれる。

「ゆうちゃん?」

わたしは黙ってその手を振りほどくと、彼が脱いだものをまとめて洗濯機へ持っていった。
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幸せってなんだっけ? ©著者:M

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