ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:金曜日 (2/6)

彼の店はbarだけど、お客さんの9割は女性だ。

少なからずオーナーである彼に好意を持って来ているのは見ていてわかる。

水商売である以上、お客さんからの好意が売り上げに関わってくるのは当然のことだろう。

彼は基本カウンター越しに接客するが、お客さんの少ない日なんかは隣に座ることもある。

香水なんかの香りが残るのも想定内だ。

でも今日のは違う。

わたしの直感がそう言ってる。

また言い様のない不安が押し寄せてくるのを振りきるように、わたしは洗濯機に彼の服を投げ込んだ。

今日は洗濯回してあげない。

本当はわたしはそんないい子じゃないんだ。
18 /131

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

幸せってなんだっけ? ©著者:M

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.