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5章:木曜日 (4/4)

寝室に行くと彼は右向きに寝返りをうって、布団を抱き締めて寝ていた。

そっとベットに入ると、待っていたかのように、布団をのけて、その代わりにわたしを抱き締めた。

幸せだ。
幸せなはずなのに、なぜか言い様のない不安に駆られる。

ぎゅっと彼に抱きついた。

彼が髪を撫でる。

「ゆうちゃん?どうした?」

泣きそうになった。

「何でもないよ。おはよう」

彼の胸に顔を埋めたまま答える。

彼はそれ以上なにも言わずに、わたしにキスをした。

キスはどんどん激しくなり、それだけでわたしは濡れているのがわかる。

「ゆうちゃん、おいで」

彼に導かれるまま、彼の上にまたがった。

幸せなはずなのに、時々どうしようもなく不安になる。

でも、その不安をわたしが口にすることは決してない。

彼に抱かれると少しだけその不安が和らぐ気がした。
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幸せってなんだっけ? ©著者:M

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