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タイムトラベラー


終始不安そうな様子の健児とは
逆に優の心は
ワクワクしていた。


健児には悪いが
優は
まさか自分がタイムトラベラーに
会えるなんて
夢にも思っていなかったからだ。


優は健児に語り掛ける。
『健児さん
不安はいっぱいあるかもしれません。
でも死んだはずだった健児さんが
今生きてるのは何かのご褒美。
そんな風に考えてみましょ。ね?』


にこっと笑って健児を見る。


少々強引で
とてつもなく楽観的な言葉だったが
健児は
少しはにかんで
『そうですね。』と答えた。


その瞳は
優を眩しそうに見つめて
優しげな目元を下げて
大きく頷いた。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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