夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
10章:9
(1/3)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
10章:9
二人は居間で
座卓を囲み向かい合って座っていた。
健児は居場所なさげに
キョロキョロと回りを見渡し
やがてカレンダーに目を止めた。
不思議そうにカレンダーの
隅から隅までを見て
やがて口を開いた。
『先程優さんは
20歳と言っていましたよね?
自分は21なのですが
優さんは何年生まれですか?』
優は何の気なしに
麦茶を飲みながら答える。
『私?私は平成5年生まれですよー。』
『え?平成?
平成って…
今は昭和20年では無いんですか?
それに…日本の四季はどこへ行ってしまったんです?
確か今は3月な筈では…?』
優はますます不思議な事ばかり言う
健児に掛ける言葉を見付けられずにいた。
麦茶に浮かんでいた氷は
カランカランと
小気味の良い音を立てていた筈なのに
いつの間にかすっかり溶けていて
優の背中に流れる冷や汗の様に
グラスの汗も
すっとその肌を流れていった。
<前へ
41 /102
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
飛行機雲 ©著者:ましろ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.