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9章:8 (1/5)

9章:8

健児は息を切らし力いっぱい走った。


目標に向かって真っ逆さまに落ちていき
あの時確かに名誉の戦死を遂げた筈だった。


大きな爆発音を聞く前に
重力に負け気を失った健児は
体をバラバラにされる痛みを感じる事無く死んでいった筈だった。


何故か次に目を覚ました時
綺麗な小川の横に
横たわっていた。


『ここが天国か』
そんな事を考える健児に
見知らぬ女性は話し掛けてきた。


その女性によるとここは
○○県の○○村らしい。


目を覚ました時
健児はその景色に
不思議な懐かしさを感じていた。
それが何故だったのか
女性の答えを聞いて解った。


見慣れた山々に見慣れた空。
そこは健児の生まれ故郷だったのだ。
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飛行機雲 ©著者:ましろ

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