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『すみません。
自分は佐藤健児と言う日本兵です!
お尋ねしたい事があります!
どうかここを開けて頂けないでしょうか?』
優は意を決して玄関を開けた。
『こんにちは。
自分は佐藤健児と言う日本兵です。
ここは一体どこなのですか?』
玄関先に姿勢良く立っている男は
精悍な顔立ちで敬礼し
そう言った。
玄関を開けてしまったものの
優は不信感いっぱいの目を健児へ向け
その姿を下から上に向かって
じろじろと見ていた。
その姿は
まるで戦争映画から
今まさに抜け出て来た様な出で立ちで
実生活では見慣れない
軍服の様な服を着ている。
その服は土や泥で薄汚れていて
所々血の様なシミが目立った。
健児本人も額や
その精悍な顔に
擦り傷や切り傷を作っていた。
健児はまた
『ここは一体どこなのですか?』と
優に問いかけた。
優は『ここは○○県の○○村です。』と答えた。
その答えを聞いた健児は
驚いた顔をして
踵を返し
優の好きな坂道とは逆に走り出した。
優は健児に声を掛け様としたが
健児のその足は早く
既に遠くへ行っていた。
『変な奴ー。』と呟いて
真っ青に晴れた空を見上げると
綺麗な飛行機雲が
天に向かって真っ直ぐに伸びていた。
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飛行機雲 ©著者:ましろ
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