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5章:初潮 (1/6)

5章:初潮

その日
小学校に事務の先生に会いに行った。
この先生が本当に大好きだった。
多分心の拠り所が無かったのかもしれない。
今思えば仕事が忙しかったと思うのに
『ましろちゃん』『ましろちゃん』と
可愛がってくれた。
いろんな事を教えてくれて
当時のワープロもそこで覚えた。
家に招待してくれて
夕飯をご馳走になったり
高校を卒業してからは
食事にまで連れていってくれた。


ふと先生が
『ましろちゃんも、もう四年生なんだねぇ。』と言って
『無理に大人の真似をすることは無いんだよ。』
ポツリと言った。


先生は全て解らなくとも
何かしら感じ取っていたのかもしれない。
回りに大人しか居らず
無理に取り繕うとし
背伸びばかりしている私を。


この時助けを求めていたら
少し未来は代わっていたのかもしれない。
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泥沼。(仮) ©著者:ましろ

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