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7章:信頼
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7章:信頼
2010.07.24(Sat) 0:00 AM
陸「………。」
亜「………。」
陸「彼からの返信を待ってるの?」
亜「!」
陸「待っても無駄だよ、来る訳が無い」
亜「なんでですか」
陸「画面なんて見なくても、
シチュエーションや各前提を踏まえて
君らのメールのやりとりくらい、
うすらなんとなく想像は着く。
人間の発想なんて限界がある。
17歳ぐらいの年頃の
考えそうな事なら尚更ね」
亜(!!…アタシが見た悪夢の通りだ…)
陸「図星突いてるかどーかは
分かんないけど、亜美ちゃんは僕の事を
『なんでもかんでも見透かせる頭のキレる人』
みたいなイメージで見てなーい?」
亜「…図星です…」
陸「もし僕が彼の立場だったら、
今更君が安心と納得をさせる為に宥めて、
ここへ来る事を拒むメールを受けたとしても、
安心も納得も出来る訳が無い。
なんでか分かる?」
亜「………。」
陸「もう、小笠原君の中ではとっくに
亜美ちゃんは殺されていて、
全て僕の自作自演だと疑ってかかるからさ」
亜「そんな…」
陸「まぁそもそも、もし僕が亜美ちゃんの
メールを受けた張本人だったら、
内容を見た時点でそれを信じ、
君を救う為に電話なんてかけず、
一目散に警察に駆け込むけどね」
亜「…ですよね…」
亜美は陸奥の真理を突いた重い言葉に
改めて責任を痛感し、
それに押し潰されそうな感覚に襲われた。
陸「それに今言ったけど、僕は人より
利口な人間って訳では決して無い。
仮に亜美ちゃんが僕の立場の
人間で在るなら、必然的にプレイヤーの心理を
ある程度までは見抜き、心遣いやフォローを
してあげられる筈だよ。
人並みの思いやりが有ればね。
……あ、そんなモンが有りゃ根本的に
人様を騙して拐って来たり、地下室に
閉じ込めたりするワケなんて無いか。ハッハッハッ」
亜「………。」
陸「…という訳で、何があろうが
彼は怒り狂い、闘う為にここへ
乗り込んで来る事は間違い無い。
面白くなって来たね、亜美ちゃん」
亜「…小笠原君が来たら、
どうするんですか…?」
陸「え〜…?それを僕に聞くの?
呼んだのは亜美ちゃんだよ?」
亜「それは…そう…ですけど…」
陸「僕がどう出来るって言うの?
何もしないよ、する筋合いも無い」
亜「殺したりしないですか?」
陸「ソレ、酷くなーい?僕に小笠原君を
殺させる為に呼んだの?この銃で?」
亜「違います!違う!!じゃあ、
小笠原君が陸奥さんを殺そうとしたら…?」
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