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4章:Op.②-3 灰神楽 (1/13)

4章:Op.②-3 灰神楽

ーー予測不可能な出来事は、突然発生したように思える。

しかし必然と共に、自然に沸き起こっているのだ。

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【灰神楽】(はいかぐら)
火の気のある灰の中に湯水をこぼしたとき、灰が吹き上がることを言う。

TVと違って、クローズアップやCGが不可能な舞台公演では、演出の一つとして使用する。


例えば囲炉裏(いろり)端の喧嘩や立ち回りのシーンで、その様子を派手に見せる為に、炭にかけてあった鉄瓶が倒れるなどの設定で、灰煙をあげる。


また、ひとの心の動揺をクローズアップされる時にも使われることがある。

何年か振りに偶然出会ったシーンなどで、その驚きを観客に解らせる為に、湯がこぼれたなどの設定で「シューッ」という音響効果と共に見せる。

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(タネは、囲炉裏にビニールプールを膨らませるポンプなどのチューブを伸ばして仕込んでおき、役者の動きを見ながら、道具裏で、スタッフが加減を見ながら踏む)

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Toy box ©著者:七斗

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