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7章:我執事=秘密主義。
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7章:我執事=秘密主義。
「お嬢様。
お目覚めの時間です。」
……ぅ…。
「もぅ、そんな時間か…」
「10時半で御在ます。」
寝たなあ…
大分深い眠りに
ついていたようで
ノックの音は
全然聞こえなかった…。
昨日のことは
所々覚えているが、
夢なのか、現実なのかは
曖昧だった。
私のバスローブは
全然汚れていないし、
シーツも整っている。
もし、昨日の出来事が
現実だったら
シーツは私が掴んで
めちゃくちゃに
なっているだろうし、
愛液で、
びちゃびちゃに
なっていただろう。
だがそんな染みは
どこにも見当たらない。
「おい、お前昨日
何時に寝たんだ?」
単刀直入に聞けない。
もし、夢じゃなかったら
死ぬほど恥ずかしい。
「時計を見てないので
時間は解りません…。」
「大体でいい」
「大体いつも1時は
過ぎております。」
……
大日向は
濁しているのか
それとも
本当に曖昧なのか。
「何故です…?」
「!?…聞いてみただけだ。」
うーわからない…
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