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9章:【菫】 (2/10)


丘から見ていた下界には桜の少し甘いかおりがしていた。

レイラの日傘には桜の花びらが積もりはじめている。

不思議と人は少なく、穴場なんだなぁ。などと思っていると同じことを楓が言った。

「桜のトンネルなんてなかなかないよな」と呟きながら司はシャッターを切り始めた


僕もカメラを手に撮る。


三人は自然とバラけ、自然とレイラが僕の横についてくれた。


「珀さんの友達は面白い。みんな桜を見た途端にバラバラになっていっちゃうのね」
と笑った

僕はいつものこと。と言いながら
レイラを桜の前に促し写真を撮る。
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