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2章:【その丘に】 (3/7)

別荘は普通の家に申し訳程度に煙突をつけたような簡易な造りだった。おまけにあたりには雑草が生い茂る。

僕は煉瓦造りの豪華な煙突があり、石造りの階段や珍しい花のガーデニング‥などと別荘に余計な期待をしてしまっていたので酷く落ち込んだ。


げんなりした顔で部屋に入る。
楓は煙草を吸いながら、また面倒くさそうに窓をあけて換気をしていた。
意外とベジタリアンなのだろうか。


別荘の期待は裏切られたものの、
まわりの風景は期待通りで僕は早く写真が撮りたくて仕方がない。


「俺、若い子居ないか探してくるわー!!」とギラギラしながら司が出かけた。
楓はまた面倒臭そうに「相変わらずチャラいなー」と言いながらリビングのソファーに横になった。楓には長く付き合っている彼女がいる。
ちなみに楓は今日も彼女を連れてきたかったらしいが、彼女が司を嫌いな為に断られた。だから余計に楓はふてくされて居る。

僕は荷物整理はそこそこにカメラを持って出かけることにした。
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