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8章:疑惑
高岡刑事と制服警官が
何やら話している。
遠くで恭介さんがほかの刑事たちに事情を聞かれていた。
他のホスト達はパラパラと
暗い顔で帰宅していた。
『蓮君。』
高岡刑事が頬を掻きながら
俺に近寄ってきた。
『何すか?』
『スーツケースの仏さんの身元が割れたんだ。名前は、えーっと本庄恵子、28歳の女性だ。』
『えっ…』
『どうした?』
本庄恵子、その名前に
聞き覚えがあった。
俺がホストになって
初めてヘルプについたお客だ。
店ではミズキで通っている
恭介さんの太客だった。
『この店の常連です…。』
『は?なんだって?』
『あそこにいる恭介さんの客でこの店ではミズキと名乗っていました…。』
『…どうして君は本名を知っているんだ?』
『うちの店は未収…後払いするときは必ず身分証をコピーさせてもらうんです。俺、新人の頃よく席に呼んでもらっててコピー取りに行ってて…』
『なるほど。それで覚えてるのか。』
俺はショックだった。
仕事の出来なかった新人の頃からミズキさんは俺によくしてくれた。
友達を俺の客にしてくれたり
何かと面倒見てくれた。
いい人だったのに
幸恵にあんな無惨な姿にされるなんて。
『蓮君、あの恭介君にも事情を聞きたいんだがその前に君にも聞きたいことがある。聖夜は本庄恵子と接点はあったのか?』
『この店の従業員なら全員彼女を知っています。』
『そんなに常連だったのか?』
『はい。月二百万は使う客だったので。』
『男に二百万…。彼女、職業は?』
『愛人家業だと思います。』
高岡刑事はまた頬を掻いた。
『で。君、彼女と体の関係を持ったのはいつだい?』
俺は意味が分からなかった。
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不気味なお客様 ©著者:灰 ライカ
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