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6章:〜同棲〜
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6章:〜同棲〜
風呂から戻ってきた百合はパジャマだった。
これは白黒のチェック柄。
「お待たせしました!」
ベッドに乗って俺を覗き込んだ。
枕に寄り掛かったままで右手を軽く上げる。
「アハッ!その合図、なんかイイですね!」
濡れた髪が艶やかさを醸し出している。
…人間だったら、どんなに嬉しい事やら…
この時既に、骸骨は彼女に惚れていた。
出会いから今日まで、彼女を見て考え、
どこからどう見てもタイプの子なのだ。
しかもその彼女は自分に好意を抱いている。
こんなにも運命的な二人なのに。
…何事故ってんだよ、俺…
今までで一番、自分に腹が立った。
「明日、日曜日ですから、先輩と一日中…」
風呂上がりのせいか、彼女は顔を隠し、
耳まで真っ赤になっている。
「こんな事言うの不謹慎ですけど…
先輩が人形になったから、今こうやって
ずっと一緒に居られるんですよね…」
嬉しい様な、悲しい様な顔をする百合。
俺はベッドを飛び降りてボードに向かう。
ペンを持って、彼女に言葉を伝えた。
「すきだよ 百合」
頑張って漢字も書いて、気持ちを伝えた。
「…せ、先輩…」
百合はベッドに座ったまま、子供の様に
わんわん泣き出してしまった。
「うっ…あ、あたしも…大好き…です…」
さっき、病室で見た涙とは全く違う、
とても綺麗な彼女の涙だった。
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