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6章:〜同棲〜 (2/9)

気が済むまで泣いた彼女は、笑った。


「…すいません…泣き虫で…あはは…」


ボードにまた、文字を書く。


「なきがおも かわいい」


「先輩ってロマンチストですよね(笑)」


…素直な意見で励ましたのに…


またペンを持とうとした俺を掴み、
百合はベッドに倒れ込んだ。


枕元に俺を優しく置いて見つめる。


「先輩、あたしのお願い聞いて貰えます?」


向かい合って横になった骸骨は頷く。


「人間に戻っても、こーやって今みたいに
あたしと一緒に居て欲しいんです」


骸骨はゆっくり頷く。


「…ありがとうございます…」


百合は骸骨に優しくキスをした。


…顔全体にキスされた…


「おやすみなさい…先輩」


目を閉じた彼女の顔はとても綺麗だった。


…このまま傍に居るのも幸せかもな…


そんな非現実的な事を思いながら
俺もいつの間にか眠っていた。
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大好きな君の傍で ©著者:陽

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