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6章:従順 (1/9)

6章:従順

9月になったころ
またまた事件が起きました。


義則と電話をしていたとき
後ろから「よっちぃ」って女の声がした。

瑠羽「よっち呼ばれてるよ」

義則「は?なんなんだよ」

瑠羽「切れたってことはやましいことあるんだね」

義則「お前が意味分かんないから切れてる」

瑠羽「そうなんだ。よっち」

義則「うざい、切るね」

瑠羽「もう終わりでもいいよ。掛け飛ばないから」

プップープープー
電話が切れた


私も切れた。(笑)



嫌いになったわけじゃなかった。
好きだけど、もう好きでいるのがしんどくて感情を挟まないようにしていた。


私はメールを送った
「よっち
私はよっちといたいけど
よっちが他に好きな人いるならもういいからね。
私は普通のデートができる彼氏を見つけます
普通にディズニー行ったり、泊まりで横浜デートとかしたい

今までありがと

瑠羽」


これは作戦でした

私を客としてでも彼女としてでも引き止めたいのなら

願いを叶えてくれるはず。
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MISS ©著者:如月 瑠羽

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