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3章:孤独
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3章:孤独
エリナは私の働くキャバを飛んだ。
私は毎日仕事に行った。
気づけば指名数は47。
世の中ちょろいと思った。
私の営業スタイルは客を騙すんじゃない。
女の子を騙す。
いい子に装って、みんなが嫌がることは進んでやった。
辛そうな子がいたら場内して助けた。
そしたら自然と枝をもらえたり、いい噂が広まってどんどん指名が増えた。
11月最後の営業終了後、久しぶりにエリナに連絡した。
心配してる私をよそにエリナはめちゃくちゃ元気だった。
嬉しかったけど
また嫌な予感がした。
エリナ「る〜ぅ〜久しぶり」
瑠羽「エリナ、大丈夫だった?」
エリナ「余裕だったよぉ。今日掛け払いにいくんだっ」
瑠羽「エリナ…もうあまり大きい額はダメだよ?」
エリナ「分かってるって!!まかせて」
瑠羽「うん!!」
エリナ「けど、風俗ヤバイわぁ。」
瑠羽「辛い?」
エリナ「反対。楽すぎてヤバイ(笑)」
楽な訳ないって、強がってるんだって本気で可哀相に思った
しかし…
エリナ「ヤバイの。初日とかたった5時間で6万だった」
その言葉を聞いて
もうこの子は手遅れだと
他人ごとのように感じてた
自分も同じ類になることなど想像もしてなかった
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