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七斗さん

まりーたさん、レビュー御礼。

2014年11月05日

まりーたさん。

レビューをありがとうございます。

そうですか。息子さんが「よだかの星」に取り組まれるのですね。
お芝居をなさるのでしょうか。

かつては(今もかな？)小学校の教科書にも取り上げられており、弱い者いじめや外見の美醜による差別の否定といった教訓を示唆していましたが、現代は自分の問題から逃げずに解決法を見つけ、自力でなしとげることの大切さを示しているという読解もあるようです。

いずれにせよ、宮沢賢治が終生抱き続けた「ヒエラルキーへの抵抗感」「自らの出自に対する罪悪感」(本人の裕福な出自と、郷土農民の冷害や災害による悲惨な境遇との対比)が潜んだ、なんとも形容しがたいエネルギーを持った物語だと思います。

年齢によって、感ずるところは違います。息子さんが、中学で高校で、そして成人してまた読み返すと、各々の年代にあった感銘を受けられるのでしょう。

発表会はあるのでしょうか。
楽しみですね。

暖かいレビューをありがとうございます。
とても嬉しく、大変励みになりました。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

七斗