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156章:エッチな手紙(の)読まされるんだってェッ!!
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156章:エッチな手紙(の)読まされるんだってェッ!!
美優とは、途中まで、帰路が同じだった。
「…………、でェ、麻紀のォ、やってたラジオ、紗弥加に回ってくるらしいのォォォッ!!」
とりとめのない話の後、唐突に、美優がきりだす。
「エェェェッ!!」
紗弥加は、驚かされてしまった。
大きなリアクションをとったので、私服のニットの乳房が揺れる。
「…………、でもォ、そのラジオ、麻紀ちゃん、どうしてだかァ、嫌がってたじゃないのォォォ…………」
不安になった。
「…………、そうなのォ、麻紀ちゃん、言ってたけどォォォ、スッゴク、エッチなんだってェェェッ!!」
「ッ!!エッチ、ってェッ、ソッ、そのォ、スタッフとか、触られたり、ッ!!しちゃう訳ェェェッ!?」
これが、噂のセクハラか、と警戒してしまう。
「ッ!!なんてことォ、言うのォォォッ!!そんな訳、無いじゃないよォォォッ!!」
「………………??」
今一判らなかった。
「ソッ、そのォ、スッゴク、エッチな手紙(の)、読まされるんだってェッ!!」
「……………、なあんだァ、そんなのォ……………」
拍子抜けしてしまう。
モテない馬鹿男共を、喜ばせてやればいい、
(…………、お仕事、ってェ、その位、割り切って、やればいいだけじゃないよォォォ…………)
とも、考えてしまった。
「ッ!!なあんだァ、ってェッ!!麻紀ちゃんがァ、そのラジオ、収録、終わるたんび、泣いちゃってた程、らしいんだからァァァッ!!セクハラよォ、セクハラァァァッ!!」
「…………、でもォ、触られたり、する訳じゃないしィィィ…………」
結局、そのラジオ番組のDJを、紗弥加はすることになっている。
深夜のラジオ番組だが、収録は昼間であった。
…………………………………………
「紗弥加ちゃん、頼んだよォッ!!この番組、モテない男、ばっかり、聞いてるんだからねェェェッ!!あくまでもォ、お仕事、お仕事ォォォッ!!」
プロデューサーに、調子よく言われる。
小さく見せるブラをしていないので、紗弥加のカットソーの乳房の発達が目立った。
紗弥加のマネージャー以外、男ばかりの収録現場である。
皆、見ない振りしているが、ひそかに、舐め見られているのが、紗弥加には分かった。
見事な乳房の盛り上がりを、舐め見られることは、日常茶飯である。
ただ、
(スッゴク、エッチな手紙《の》、ってェ、リスナーからのものでしょうゥゥ??)
そのことが気になった。
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