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155章:オッパイ、大っき過ぎ、って何よォォォッ!!
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155章:オッパイ、大っき過ぎ、って何よォォォッ!!
撮影を終えた紗弥加は、他の専属モデルと共に、控え室にいた。
撮影中は、慌ただしかったその部屋は、和やかな美しい娘の声が溢れんばかりになっている。
同時に、彼女達の甘い体臭で充満していた。
「……………、なんかァ、今日の撮影、男の人ォ、多くなかったァ??」
同じモデルの、美優に、紗弥加は言われる。
私服に着替えるべく、上半身はブラだけの、乳房を見られた。
小さく見せるブラだけに、乳房が溢れんばかりになっている。
「ウゥゥゥン、でもォ、あんなものでしょうゥ……………」
紗弥加は、そう思っていた。
(このブラ、きつゥゥゥいッ!!早く帰ってェ、外したァァァいッ!!)
そのことに、意識が行ってしまっている。
「……………、やっぱ、紗弥加ちゃん、自分じゃァ、気付かないのよォォォ…………」
美優に、心配そうな顔をされてしまっていた。
「……………??」
美優の心配顔を不思議に思う。
「…………、だからァ、ソッ、そのォ、…………」
また、乳房を見られた。
「ナァァァニィ、紗弥加のオッパイ、大っきいからァ、撮影、男の人ォ、集まっちゃう、ってェ、言いたい訳ェェェ??」
「怒んないでねェ、紗弥加ちゃん、オッパイ、皆、羨ましい位なのよォ、でもォ、…………」
細身で美しくとも、モデルの娘で、紗弥加のように、乳房の発達が素晴らしい娘は珍しい。
羨ましがられていることも、知っていた。
「大っくってェ、おまけに綺麗でしょうゥ、プリンッと盛り上がっててェ、…………」
「ウフフ、女の子から、見ても、そうゥゥゥッ!!」
コンプレックスでもあったが、その実、誇らしくもある。
何故、美優が、心配顔なのか、判らなかった。
「ウフフ、ってェ、紗弥加ちゃん、呑気ねェェェッ!!」
美優は、話が通じないことに、業を煮やしている。
「大っき過ぎてェッ、男共ォッ、刺激、しちゃってる、ってェッ、言いたい訳ェェェッ!!紗弥加ちゃんのオッパイィィィッ!!だからァッ、言いたかったのォッ、気を付けてェッ、ってェェェッ!!」
ついに、一気にまくし立てられた。
「ッ!!オッパイ、大っき過ぎ、って何よォォォッ!!」
本気で心配してくれてることもわかるが、かつては、コンプレックスでもあったのだ。
乳房の発達ぶりのことを言われると、リアクションが大きくなってしまった。
顔を見合せる。
美しい娘同士、吹き出してしまった。
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