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149章:ッ!!携帯、落としちゃったァァァッ!? (1/1)

149章:ッ!!携帯、落としちゃったァァァッ!?

その日、百合子に一緒に帰ってもらった。

マンションの自室に泊め、若い娘同士で、DVDなどを見た貴和子は、一時的に不安を忘れてしまう。

が、いくら親友とはいえ、毎日、百合子に付き添ってもらい、泊める訳にもいかなかった。

…………………………………………

その翌日は、少し帰路につくのが遅くなる。

「ちょっとォ、今日、遅くなっちゃったけどォォォ…………」

と、百合子は心配そうだったが、一人、帰ることにした。

(…………、この道、ホント、人気《ひとけ》、ないわねェェェ…………)

百合子の、

(食堂で待っててェ、家に、着替え、とって来るからァ、今日もォ、一緒、帰ってあげるわよォォォッ!!)

と言うのを断ったものの、心細い。

(ウゥゥゥン、いざというとき、逃げ込める、お家、ねェェェ…………)

辺りを見回しながら歩いた。

(なんかァ、あのお家、何時も、暗くってェ、気味悪いしィィィ…………)

シャツワンピの、ミニ丈に包み込まれたお尻を振り、少しゆっくり歩く。

シャツワンピの胸を突き破りそうな発達で、上向きに反って尖った乳房が揺れた。

何時通っても、窓から、光光と、灯りが洩れている家を見る。

(いざというときィ、あのお家、逃げ込めるかなァァァ??)

(ッ!!)

帰路の片方の茂みで、物音がした。

振り向く前に、背後から、羽交い締めにされる。

悲鳴を上げようとする、可憐な口を、男の手で塞がれた。

お尻の辺りに当たっているものが、勃起した男の性器であるのが分かる。

(嫌ァァァッ!!)

猛烈に暴れた。

急に、羽交い締めにされていた、背後の男の力が抜ける。

「チカァァァンッ!!助けてェェェッ!!」

夢中で男を振り切り、叫んだ。 

が、突然の恐怖で、そんなに大声にならない。

振り切った男の黒い影が、近づいて来た。

「嫌ァァァッ!!」

(あのお家、あのお家ィィィッ!!)

逃げ込むべく、走る。

「開けてくださァァァいッ!!お願ァァァいッ!!」

背後を見ながら、ドアを叩いた。

男の影は、見えなくなっているものの、このまま、また帰路につけば、また襲われてしまう。

(ッ!!開いてるゥゥゥッ!?)

ドアノブを回し、気付いた。


(緊急事態、いいわよねェェェッ!!)

中に入り、内側から、ノブ式の鍵をかけ、チェーンをする。

バッグをかき回した。

(ッ!!携帯、落としちゃったァァァッ!?)
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桃色少年悦楽の午後 ©著者:Pink Pussy

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