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142章:何か、お尻に当たってるゥゥゥ??
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142章:何か、お尻に当たってるゥゥゥ??
貴和子は、T女子大の近くに、マンションを借りている。
従って、徒歩通学であった。
しかし、講義の後、買い物があったため、電車に乗る。
美しい娘だけに、男共の目を惹いてしまっていた。
ピンクのカットソーに、同じく、ピンクではあるが、細かいチェックの入ったミニスカート、生脚に黒のパンプスといった格好である。
ハイウェストの黒の幅広ベルトが、細く縊れたウェストに捲かれ、若く美しい娘らしいボディラインが、強調されていた。
クッキリと、形が出てしまっている乳房やお尻に、男共の好色な視線が集まる。
(ヤダワァァァッ!!早く買い物してェ、帰らないとォォォッ!!)
帰りの電車が、込み合うことが、嫌である。
T女子大の同級生の、電車通学の娘から、混雑時の電車内の痴漢の話を、無数に聞かされていた。
…………………………………………
(フゥゥゥッ!!結局、込み込みの時間、なっちゃったァァァッ!!)
その同級生から、痴漢に遭いにくい電車内の位置を、聞いてたが、それどころではない。
人波に押され、乗り込むのが、精一杯であった。
背後が、男であることが、気になる。
(こんな、込み込みだとォ、動けないよォォォッ!!)
背後の男の息が、首筋にかかって気持ちが悪かった。
タイト気味の、ミニスカートに包まれたお尻の辺りで、ゴソゴソ動かされている。
(………??)
当たっていた背後の男のカバンが、除けられたと判る。
(………??お尻に、何か当たってるゥゥゥッ??)
カバンの代わりに、何かが当たって来た。
気味悪い硬さといい、サイズ、形といい、サラミのようである。
背後から、かけられる男の息が、荒くなって来ていた。
(ヤダァァァッ!!ドンドン、お尻の割れ目、入ってきちゃうゥゥゥッ!!)
その、サラミのようなものが、トックトックトックと、脈打っていることに気付く。
(ッ!!ヤダァァァッ、これってッ!!…………、ッ!!)
聞かされていた、
「押し付け痴漢」
に、間違いなかった。
(スッゴク、脈打ってるゥゥゥッ!!)
込み合っているので、逃げようがない。
(嫌ァッ、嫌ァッ、貴和子に、入ってきそうゥゥゥッ!!)
大きな男性器が、自身の性器の入口に近づき、今にも、侵入してきそうだった。
それから、少しでも、自身の性器の入口を、お尻ごと、遠ざけようとする。
(ッ!!何か、かけられちゃったァァァ??)
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