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141章:貴和子の周辺・馴れ馴れしい新聞配達員
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141章:貴和子の周辺・馴れ馴れしい新聞配達員
「今晩はァ、いつも、どうもォォォッ!!」
指定した通りの時間に、A新聞の配達員の、浅岡が来た。
玄関のチャイムが鳴り、チャイムと連動している玄関カメラで、軽薄な顔を確認する。
貴和子は、Tシャツにホットパンツの、自身の部屋着の格好を見た。
ブラをしていない、クッキリ出ている大きく盛り上がった乳房の形が、丸わかりになっていることや、生脚の腿が、刺激してしまう、かな?、とも思う。
しかし、この程度の男相手に、わざわざ着替えたりすることも、しゃくだった。
「いやァ、どうもォ、集金でェェェすッ!!」
爽やかに言ってるつもりだろうが、一人暮らしの、若く美しい娘の部屋を、訪れる興奮を、隠し切れていない。
(ドア、開けないで、無視、した方が、よかったかもォォォッ!!)
集金時間を、指定しておきながら貴和子は思った。
「いつもありがとうございますゥゥゥッ!!A新聞、これからもよろしくお願いしまァァァすッ!!」
と、決まり文句を述べ、配達員は帰って行く。
貴和子の、発育のよい乳房や、ボディライン、生脚の腿に、視線が浴びせられていた。
愛想よく、ベラベラと、時事問題を述べていたが、やはり、馴れ馴れしい。
気味悪いとも思った。
が、一人前の男に、18歳の自身が、ペコペコ頭を下げられることは気分がいい。
集金は、口座引き落としもできるが、それだと、洗剤などをもらうことが出来ない。
そのことを、T女子大の同級生に話すと、
「貴和子ォ、洗剤なんかァ、どうでもいいでしょうゥ、危ないよォォォッ!!」
と、言われ、不思議に思った。
「…………??どうしてェェェ??」
同級生の百合子は、世事に詳しい。
中々の美少女であるが、貴和子と違い、乳房は形こそいいものの、小さめだった。
「馬鹿ねェェェ、一人暮らしのォ、若い娘ってだけでェ、スケベ男に狙われちゃうのよォォォッ!!」
カットソーの胸を、突き破らんばかりの乳房が見られる。
「…………、ほらァ、新聞配達員とかァ、宅急便のスケベ男がァ、一人暮らしの女子大生とかァ、OLゥ、何人もォ、その、犯(し)ちゃってェ、捕まったってェ、新聞やTVで時々、やってるよォォォッ!!」
「ッ!!エェェェッ!!」
貴和子は、性の体験はなかったが、百合子の言う、
「犯(し)ちゃってェ」
の意味はわかった。
暑い時期の、露出多めな若い娘らしい格好の、生脚の腿を、ビクッと閉じる。
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