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137章:オッパイ、揉(す)るの、診察なのォォォッ!!
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137章:オッパイ、揉(す)るの、診察なのォォォッ!!
(ッ!!ナァニィ、この匂ォいッ!!)
義父が、パンツの下で垂らしている、カウパー氏腺液
(俗にいう我慢汁)
の悪臭である。
瞳には、その異臭の正体が判らなかった。
「フゥゥゥム、やはり、これだけ、大っきいと、かなり、重いんだねェェェ…………ッ!!」
まだ、触られている。
「…………、それで、そのォ、瞳の肩凝り、原因、単に、オッパイ、大っきいからァ、それとも…………………」
義父のいう、
「思いがけない病気」
が、肩凝りの原因でないことを期待した。
「…………、もう少し、触って、いや、触診、して、調べないと……………ッ!!」
椅子に座っている瞳の、背後から手が伸ばされているので、声だけでは、義父の表情がわからない。
好色さが、剥き出しになっていた。
ズボンの前など、ファスナーがフッ飛びそうになっている。
「ッ!!」
乳房が、揉まれていた。
Tシャツの上からとはいえ、ブラをつけていないのである。
無防備な乳房に、義父の指が、突き刺されるようだった。
「フゥゥゥム、プルプル、させてると思ったら、瞳ちゃん、家では、ブラ、着けないんだねェェェッ!!」
義父の息が、少し、荒くなっている。
「ヤダァァァッ!!オッパイ、揉(す)るの、診察なのォォォッ!!」
「モッ、勿論だよォォォッ!!よく発達しているねェェェッ!!」
また、乳房を揉まれた。
「チョッ、ちょっとォ、痛ァいッ!!」
義父の手を、払い除けようとする。
「ンッ、アア、御免、御免ッ!!」
義父の手が、乳房から離されたので、ホッとした。
「ソッ、それで、どうですかァ、肩凝りの原因、オッパイ、大っきいだけだと、いいんですけどォォォ……………」
心配になる。
癌、心臓病などの病名が、瞳の脳裏に浮かんだ。
この頃は、有名タレントが司会し、医学界の権威が解説する、
「健康番組」
が高視聴率をとっている。
そのような番組は、視聴者の不安をかきたて、健康なものを、
「病気」や「患者」
にする、
「健康番組」でない「病気番組」
に過ぎなかった。
「フゥゥゥム、確かに、病気の可能性、少ないけどねェェェ…………」
「エェェェッ!!じゃァ、じゃァ、病気の可能性も、あるってことォォォッ!!」
不安が、強くなってしまう。
「ソッ、そのォ、言いにくいけど、オッパイ、触診、と言っても、Tシャツの上からじゃァ…………」
瞳は、泣きそうだった。
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