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125章:シコシコ、自慰(さ)れてる訳ェェェッ!!
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125章:シコシコ、自慰(さ)れてる訳ェェェッ!!
結局、その客は、何も買わずに、出ていってしまった。
(見られ損じゃないよォォォッ!!)
「また、お越し下さいませェェェ。」
ニッコリ言いながら、杏子は思う。
正社員の、二年目の唯に、手招きされた。
「…………、杏子ちゃァん、ああいうお客様、気をつけないとォォォ…………」
23歳の売り場責任者にされている唯は、同じS女子大の出身者で、なかなかの美人である。
(そう言えば、綺麗な人ばっか、やっぱ、男性用の靴、売るには、その方が…………)
その売り場に、配属されたとき、思ってしまった程であった。
「………、気をつけないとってェ、確かに、エッチな男の子だったけどォォォ………??」
「ほらァ、向かいのコンビニ、入って行くゥゥゥ……………」
「…………??」
(コンビニ、誰だってェ、入るじゃないよォォォッ??)
杏子は今一わからない。
唯は、声を潜めた。
「今頃ォ、コンビニのトイレ、入っちゃってるのよォォォッ!!」
「…………、ハァ、トイレ、…………??」
「もうッ、鈍いわねェッ!!
杏子ちゃん、見てて、勃起(お)っきくさせちゃったからァ、
あの男の子にィ、杏子ちゃん、今頃、コンビニのトイレで、シコシコ、
自慰(さ)れてる訳ェェェッ!!」
唯の顔が、少し、赤らんでいる。
「ッ!!エェェェッ、シコシコ、自慰(さ)れてる訳ェェェッ!!」
杏子は、かって、男に、それを見せ付けられたことがあった。
太太と勃起して脈打つグロテスクな男性器を、目の前に、見せ付けられたのだ。
電車内で、連結部側の端に座っているときであり、その男のコートのため、他の乗客には、わからない状況であった。
目を見張る杏子を、ニヤニヤして見、男は、自分の性器に手を添える。
杏子の目の前で、自慰(し)出した。
(ッ!!ヤダァァァッ、何ィ、これェェェッ!!)
そう思ったつかの間、身を堅くした杏子に、気味悪い液(もの)がかけられる。
男の性器から、勢いよく、発射されていた。
自身の美貌や衣服を汚され、杏子は震え上がっている。
おぞましさが、液の異臭まで、生々しく思い出された。
「ソッ、そんなことォ、されちゃってる訳ェェェッ!!」
スカートではなかったが、瑞々しい曲線を描く太腿を、ピッタリ閉じる。
上向きに反った乳房が揺れた。
「そう、まず、シコシコ、自慰(さ)れちゃってることォ、間違いないわよォォォッ!!」
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