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124章:ナァニィッ、エッチな男の子ねェェェッ!!
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124章:ナァニィッ、エッチな男の子ねェェェッ!!
杏子は、S女子大の一年生である。
18歳になったばかりであった。
進学と同時に、杏子は、驚いている。
講義自体の意味合いが薄く、皆、テスト前に出回る、試験対策コピーを、丸暗記することを、
「勉強」
と見なしている始末なのであった。
疑問を口にした杏子は、
「どこの女子大(がっこう)でもォ、同じよォォォッ!!」
と、同期生に軽くいなされてしまう。
「…………、そんなことより杏子ォ、モテモテでしょうゥ、可愛いしィ、スタイル、いいんだからァ、遊んじゃえばァァァッ!!」
とも言われた。
(馬鹿馬鹿しいわねェェェッ!!)
そんな矢先、歩合制で稼げる、大手靴店の、ショップ店員の、アルバイト募集広告を見て、飛び付いてしまったのだ。
何より、自身の、能力が評価されたい、そんな気持ちを、杏子は、強く持っていた。
(だってェ、軽い娘達と、一緒にされたくないものォォォッ!!)
常々、思っているが、杏子の服装は、女性ファッション誌の流行を、思い切り取り入れている。
今日も、ピッタリした、
バロックジャパンリミテッド(マウジー)の黒のデニムパンツに、
ジルスチュワートの、リボンをあしらってある、ピッタリしたピンクのTシャツ、
であった。
足には、R&Eで買った、黒のペタンコを選んでいる。
本当なら、ミニスカートで、生脚を出したいのだが、さすが、かがむことの多いアルバイトでは、身につけられなかった。
ペタンコ靴も、疲れないために、やむを得ず、選んでいる。
(それにしてもォ…………)
先程から、店の靴を、次から次へと選んでは、杏子にサイズをいいつける、男の客の目が気になった。
新鮮に発達した躰が、舐めまわされるようだ。
男といっても、14〜15歳のオスガキである。
サイズを探してくるとき、杏子は、後ろから、お尻の動きを、目で追われている気がした。
(自意識過剰なのかなァァァ…………………)
今度は、はっきりする。
急いでサイズの会う靴を持ち、客の元に戻る杏子の、ピッタリしたTシャツの乳房が、プルプル揺れる様子を、注視されていた。
(やっぱ、エッチに見られてたのォォォッ!!無視ィィィッ!!)
靴を揃え、客の足下におく。
そのとき、客のズボンの前が、目の前に来てしまった。
(ッ!!勃起《お》っきくさせ……ッ!!ナァニィッ、エッチな男の子ねェェェッ!!)
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