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117章:これってェ、男性器(あれ)ェェェッ!!
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117章:これってェ、男性器(あれ)ェェェッ!!
小夜子は、一人、電車で帰宅する羽目になった。
K女子高は、徒歩圏内であるが、被害届を提出するため、警察署まで、遠出してしまっている。
「小夜子ォ、一人、大丈夫ゥゥゥ??」
美香子に、心配された。
美香子は、最近、補習続きなのだ。
「大丈夫よォォォッ!!立ってるとォ、痴漢、遭い易いからァ、なるべく、座るのよねェェェッ?!それもォ、連結部、端の方、座ればいいんでしょうゥゥゥッ!!」
小夜子は、美香子にアドバイスされたことを暗唱してみせた。
…………………………………………
(ちょっとォ、何ィ、これェェェッ!!)
小夜子は、驚いてしまう。
丁度、ラッシュアワーになっていた。
余りの込み様に、座るどころか、いつの間にか、ドアと、座席の角に、押しやられる。
(…………、この場所ってェ、ヤダァァァッ!!)
美香子が、
(一番、痴漢に遭い易い場所)
と言っていたところだった。
真後ろが、男であることも気になる。
(ッ!!ナッ、ナァニィ!?)
お尻に当たっていた男のカバンが、突然、除けられた。
お尻の割れ目に、気味悪い硬さの、太い棒のようなものが、当たってきた。
棒のようなものは、硬さをまして、お尻の割れ目に、入り込んでくる。
(コッ、これってェェェ…………………ッ!!)
その気味悪い物の、脈動が、お尻だけでなく、16歳の性器の入口にまで伝わった。
(これってェ、男性器《あれ》ェェェッ!!)
ビクッとした小夜子は、背後の男から、生臭い呻き声をかけられる。
(ッ!!嫌ァッ、嫌ァァァッ!!)
先程見せられたSDの、グロテスクに、勃起仕切った男の性器が浮かんだ。
(コッ、これ、こんな大っきいと、小夜子に、入って来そうゥゥゥッ!!)
その先端が、パンティとナプキン越しの、性器の入口にまで、到達し、当たって来ている。
小夜子の躰全体が、男の性器に、持ち上げられそうだった。
(チョッ、ちょっとォ、嫌ァァァッ!!)
男の性器から、自身の性器の入口を、何とか逃そうと、モジモジ動く。
突如として、忌まわしいことが、生じた。
また、背後から、呻き声をかけられる。
当たっている男の性器が震えた。
グッグッグッグッグッグッグッと、それが動く度に、気味悪い液で、生脚の太腿や、制服のミニスカートが、汚されているのがわかってしまう。
SDの映像が浮かんだ。
(液、かけられちゃったのォォォッ!!)
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