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116章:イッパイ、射精(だ)しちゃってるゥゥゥッ!!
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116章:イッパイ、射精(だ)しちゃってるゥゥゥッ!!
その映像は、男の勃起仕切った性器が、大映しになっていた。
犯人の性器(もの)らしい。
(ナッ、何て気持ち悪い形ィィィッ!!)
小夜子にも、脈打つグロテスクなものが、男の性器であるとわかった。
「ッッッ!!」
また、美香子と二人、息を飲む。
その性器に、本人の手らしい、男の手が添えられた。
その性器のサイズが、明らかになる。
コーラ瓶程もあると思われた。
その巨大な性器が、本人らしい男の手がしごいている。
(コッ、これェ、男の人の、オッ、オナニーィィィッ!!)
件の、
「変な感じ」
が、スカートの下で強く、小夜子は、丸いお尻を太腿ごとモジモジさせた。
美香子も同様らしい。
映像の中で、土手でお喋りしている、小夜子と美香子の全身アップの写真が持ち出された。
(ッ!!ナッ、何ィ、小夜子と美香子の写真、何するのォォォッ!!)
写真に、男の勃起して脈動する性器が近づけられる。
(ッ!!アァァァッ、嫌ァァァッ!!)
予想通りのことが起こった。
男の勃起した性器から、おぞましい液が、爆発的に放たれる。
その、大量に放たれたおぞましい液が、小夜子と美香子の写真を、ベトベトに汚した。
そこで映像は、終わりになっている。
(ナッ、何ィ、これェ、…………………、小夜子と美香子の写真に、あんなに、……………ッ!!イッパイ、射精《だ》しちゃってるゥゥゥッ!!)
初めて目の当たりにした、自身に対する熾烈な男の性欲に、小夜子は、美香子と共に身震いした。
「…………、ねェ、さっきの映像(あれ)ってェ、犯人、忘れたSDってェ、言ったけどォォォ…………」
警察署で
(犯人の忘れ物)
とされる気味悪いSDの映像を二人で見、被害届を提出したばかりである。
しばらく黙り込んで、美香子が続けた。
「あれってェ、忘れたんじゃなくってェ、わざと、だと思うのォォォ…………」
小夜子は、美香子の言いたいことが判る。
「…………ッ!!小夜子と美香子、二人、SDのォ、気味悪い映像(あれ)、見せられることォ、わかっててェェェッ!!」
ビクッとした小夜子の、制服のブラウスをはち切れそうにさせている乳房が、プルルンッと揺れた。
「そうとしかァ、思えないんだけどォ、だってェ、液、かけられた写真、小夜子と美香子、だったわよォォォッ!!」
「ッ!!嫌ァァァッ!!」
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