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94章:気を付けないとって言われてもォォォ………
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94章:気を付けないとって言われてもォォォ………
乳房の大きさこそ友美程ではないが、スタイルのよい22歳の美人の那奈は、痴漢に遭った話を、友美によく聞かせた。
聞いてから、友美は、
(あれってェ、痴漢だったのォォォッ!?)
と、思い当たることが無数にある。
友美は、男の性器が性的に興奮した状態も、男の液がどんな物であるかも、那奈に教えられ、初めて知ったのだった。
(気を付けないとって言われてもォォォッ……………………)
しばしば、無防備と那奈から指摘されいる友美は、頭を悩ませる。
若い娘らしい仕草は、変えるつもりはなかった。
あとは、普段の服装である。
しかし、友美の私服は、基本的にまず、生脚を出すものだった。
(スカート、長い丈だとォォォ、オバサンみたいになっちゃうよォォォッ!)
生脚を出さないときは、ピッタリしたニットかデニムである。
(それだとォ、余計、お尻の形、丸分かりでェ、いけないって、那奈さんが…………)
結局、ボトムスについては、結論が出なかった。
(大体ィ、那奈さんだってェ、ピッタリしたタイトスカートとかァ、ピッタリしたパンツスーツ着てるゥゥゥッ!!)
しまいには、腹が立ち、ボトムスは変えないことに決める。
次はトップスであった。
これも難しい。
スレンダーな友美は、ウェストが細く、縊れが大きかった。
それに対して、乳房の、上向きに反った盛り上がりは大きい。
流行りであり、友美の好みでもあるニットワンピや、カットソーでなくとも、ボディラインは隠しようなかった。
普段の私服のトップス(ニットワンピやカットソー)だと、ボディラインだけでなく、大きく美しい乳房の形まで、クッキリと出てしまう。
(もうッ、どうしろって言う訳ェェェッ!!いいわよォォォッ、オッパイやお尻、大っきいんだから、しょうがないじゃないよォォォッ!!)
今まで通りすることにした。
寝てしまうことにする。
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