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92章:友ちゃん、気を付けないと駄目よォォォッ!
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92章:友ちゃん、気を付けないと駄目よォォォッ!
グラビア撮影が終わると、友美は、マネージャーに、車で送られる。
車内は、22歳の女性マネージャーと、友美を触り、勃起した性器を当てていた男のスタッフの三人であった。
那奈という女性マネージャーは、美人である。
ある会社のキャンペーンのオーディションに、友美と共にいったとき、友美だけでなく、那奈もキャンペーンガールに、是非と、誘われた程であった。
運転はマネージャーの那奈がしている。
「…………、ねェ、友ちゃん、気を付けないと駄目よォォォッ!」
常々、言われることを、また、友美は言われた。
狭い車内は、二人の若い娘の、甘い体臭が、充満して来ている。
その匂いは、嫌でも、男のスタッフの鼻腔に入って来た。
「綺麗な女の子はねェ、お生理が始まって、オッパイやお尻が大っきくなり出したときから、男共、ミィィィンナに、気を付けた方がいいわよォォォッ!」
「ッ!!そんなァァァッ!!極端過ぎますよォォォッ!!」
友美は、口を尖らせる。
(やっぱ、那奈さん、痴漢にイッパイ、遭ったってだけあって、心配してくれるの、わかるけどォォォ……………)
「全然、極端じぁないのよォ、例えば、その、スタッフの直人君だってェェ…………」
いきなり、男の性欲の代表に指名されて、ビクッとしてしまう。
先程、友美を触っていたのが、ばれたかと思った。
直人は、二人の美しい娘の体臭と、何かの拍子に漏れる、
「ンッ!」、「フウンッ!」
などのそそられる呻きに、勃起してしまっている。
「案外、どころか、絶対、友美ちゃん思い浮かべてェ、……………………、その、処理、してるんだからァァッ!」
「ボッ、僕を引き合いに、出さないで下さいよォォォッ!!」
直人は、抗議したが、同時にホッとした。
ばれたら、無職のニートに逆戻りなのだ。
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