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685章:紗織の周辺・エッチな熱中症の手当て2
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685章:紗織の周辺・エッチな熱中症の手当て2
「ソッ、それよりィ………お水ゥ、頂けますゥ??」
一番の生理的欲求が紗織の口をついた。
「アッ、ソッ、そうだね!!ここ、出来たばっかだけど、ポカリ、持ち歩いてるんだよォ、オジサン!!」
男が取り出したペットボトルが、半ば上体を起こした紗織の口に当てがわれてくる。
(フゥゥゥッ!!)
水分と塩分を主体とした電解質を補給出来た紗織は、一息吐く事が出来た。
(………??)
正常な判断力が戻るにつれ、違和感に気づく。
(この男《ひと》ォ、知らないしィ??………お医者さんでもなさそうゥ??)
見知らない男と、若く美しい娘が、狭い一室におかれていた。
「ン??アッ!!」
その時、制服のブラウスのボタンが殆ど外され、ブラのカップに守られているだけの乳房が、男の目に曝されている事が分かる。
「やァだァァァッ!!」
慌てて立ち上がり、ブラウスのボタンをとめ出した。
「アッ、そんな慌てちゃ!!」
男に背を向けてボタンを掛け出した紗織に、男の声がかけられる。
「ッ!!」
背後から男に羽交い締めにされていた。
(スッ、スッゴク勃起《お》っきくさせちゃってるゥゥゥッ!!)
ミニスカートのお尻に密着して来た気味悪い硬さで、男が紗織に性的感心を持っている事が明らかである。
「ナッ、何するんですゥッ!!」
性の経験のない16歳の紗織にも、見当がついていた。
「ムヘヘ、イッ、いやァ、熱中症なんだから!!もう少し、衣服、楽にして、ゆっくり!!」
とめたボタンが外されてしまう。
「ソッ、そうそう、オッパイ、大っきくって、ブラ、窮屈でしょう!!………ブラ、外しちゃうねェッ!!」
伸ばされて来た男の手の指が、ブラのカップを跳ねあげようと、乳房の下部とカップの間に入って来ていた。
「チョッ、ちょっとヤァァァッ!!」
男の手を乳房から離そうと懸命になっている。
(コッ、こんな男《ひと》に犯《さ》れちゃうゥゥゥッ!!)
好きでもない男の性器を、未使用の自身に受け入れる訳にいかなかった。
「ッ!!アァァァッ!!」
ブラのカップが跳ねあげられ、プリンッと弾けた左右の裸の乳房を、可憐な両手で慌てて守る。
「グヘへ、可愛いオテテじゃ、大っきいオッパイ、隠せないよォ!!」
男の手が、平たく引き締まってスベスベした紗織の腹を撫で上って来ていた。
「ンウゥッ!!」
隠し切れていない、乳房の下部が、男の手に下から掬うように掴まれ、苦痛に呻く。
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