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681章:紗織の周辺・知らない男(ひと)がエッチィ??
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681章:紗織の周辺・知らない男(ひと)がエッチィ??
(ムホォォォッ!!たわわに実っちゃったオッパイ、プリンプリンさせちゃってェ!!)
国雄は、紗織の乳房やお尻の発達が目立ち出した四年程前から、見かける度に性器がムズムズと反応してしまっていた。
(チッ、近いうち、オジサンがエッチなこと、教えてあげるねェ!!)
目立つ美しい娘にありがちな事で、近所ばかりか、利用する道や電車で噂になり、噂する連中は知り合いのように錯覚してしまっている。
(ムヘヘ、モッ、もう、エッチなことォ、十分、愉しめる躰になっちゃったねェ!!)
そのような美少女は、周辺に、躰の発達を待ちかまえ、舌なめずりしている男が無数に存在するが、国雄もその一人だった。
(ハッ、早く犯《や》らないと、我慢出来なくなった他の奴に………紗織ちゃん、犯《や》り捲られちゃうゥ!!)
毎日、紗織を犯す事ばかり考え、勃起した性器を疼かせている国雄のことを、紗織は無論顔も名前も知らない。
…………………………
(やだァ、《性犯罪多発》ゥ、てェ??)
自宅の最寄りの駅で電車を降りた紗織は、おどろおどろしいポスターに清楚な美貌を曇らせた。
(工事中ゥ??)
そんな話は聞いておらず、暑く、日差しの強い季節の中、遠回りするのも嫌だ。
(仕方ないけどォ………遠回りになっちゃうゥ、結構ォ??)
ならばと、プルンッとブラウスの乳房を揺らせ、タクシー乗り場を振り向いた。
(………やっぱヤァァァッ!!)
一度利用して降車したのはいいが、紗織に劣情を催した運転手に、後を尾行された事を思い出す。
(あのときィ、もうちょっとでェ!!)
後ろから抱きつかれた紗織は、未だに欲情した男の荒い息と、勃起仕切った男の性器の気味悪い硬さを覚えていた。
(お尻に勃起《お》っきくなっちゃってるオチンチンゥ、押し付けて来てェ………ハアハアしながら………触って来るんだもんゥ!!)
電車の
《押し付け痴漢》
、なら、それ以上の事はされないが、人けのない路上では別である。
(スッゴク大っきい悲鳴ィ、あげちゃったからァ??)
男は逃げ、ことなきをえたが、状況が状況なら、犯されていたかも知れない、と紗織は乳房を震わせ、腿をギュッと閉じた。
(結局ゥ、歩いて遠回りィ!!)
《性犯罪多発!!》
のポスターも気になり、怖かったが、暑い時期に弱い紗織は、のぼせそうだ。
(でもォ、この道ィ??)
住宅街の離れは、郊外と言える程であった。
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